自動巻きとクォーツ比較

機械式腕時計

皆さんの腕に収まり時を刻み続ける腕時計には大きく分類すると クォーツ(電池)とオートマチック(自動巻)があります。 まずその見分け方ですが、それは秒針の動きにあります。

1秒ごとにカチッ!カチッ!と動くのはクォーツ。 秒針が止まらず滑らかに、ス~っと動くのがオートマチックの特徴です。

クォーツには通常2~3年寿命の電池が使われており、止まってしまったら 電池交換が必要です。しかし、中には10年電池のものやソーラーバッテリーを 使用してあるものなど多岐に渡っています。

機能的には時間の狂いが少ないクォーツの方が優れていると言ってもいいでしょう。 デジタル時計などはその典型ですね。

一方、オートマチックはゼンマイで動くのでクォーツに比べれば原始的なのかも知れません。 オートマチックは現在も機械式時計と呼ばれていますが、機械式には手巻きの時計も含まれます。 手巻きはその名の通り、竜頭を使い手でゼンマイを巻き上げます。 毎日のルーティーンになっていれば問題ないのかも知れませんが、明らかに面倒なので 振動によりゼンマイを巻き上げる形式が編み出されたのです。

クォーツ腕時計

時計が大好きな方は、クォーツよりもオートマチックを選ばれる傾向にあるようですが クォーツよりも少々遅れたり、進んだり、放っておけばすぐに止まってしまう不便さが 心をくすぐるのかも知れませんね。

オートマチックはゼンマイが巻き上げられていない状態では、完全に停止していますので 購入した時に止まっていても何の心配もありません。

最近では便利なウォッチワインダーという、外しているオートマチックの時計を動かし続けて くれるマシンも多く流通していますので要チェックです。

次にカレンダー表示の付いている時計について触れておきましょう。 クォーツの時計は日付変更の30分前ぐらいから動き始め、およそ12時には カレンダーが切り替わります。 しかしオートマチックの場合はそうは行きません。 午後11時ぐらいから午前1時ぐらい(多少の誤差あり)の間にジワジワ動きながら切り替わります。 しかしロレックスのデイトジャストという時計のようにオートマチックでも 正確に切り替わる時計もあります。 日付変更と同時にバシッ!と切り替わるので、「デイトジャスト」という名称が付けられました。

このように様々な特徴をそれぞれが生かして、次々と面白い時計が生み出されました。 21世紀に入り「電波時計」というような、恐ろしく正確に時を刻む商品も参入し、 クォーツ時計にも新風が吹き始めています。

しかし、やはり今も昔も人の好みは様々ですから、「貴方らしく」好きな時計を選ばれるのが一番いいでしょうね。

知れば知るほど奥の深い腕時計の世界。 ちょっとした宇宙を感じませんか・・・?